米財務長官「円高は好ましい」 日本との協調介入成果を強調

2026/09/16 10:17 

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 ベッセント米財務長官は15日、議会下院金融サービス委員会で、対ドルの円相場について「円高は米国の輸出にとって好ましい」と言及した。7月末に踏み切った円買いの日米協調介入の成果を強調し、米国としても過度な円安を是正したい意向を改めて示した。

 ベッセント氏は協調介入を巡り、日本側と絶えず対話を続けてきたと説明。日本の財務省の対応を評価し、「強い円を目指す日本の政策への支持を表明することができた」と振り返った。米側の介入規模については「わずか」だったと説明した。

 円安・ドル高は日本の輸出企業に有利に働き、米国の貿易赤字を拡大させる面がある。貿易赤字の削減を図るトランプ政権としては看過できないため、円高が有益との考えを強調した。

 米国側の介入のメリットとして、米金利上昇を回避できる点も挙げた。日本が円安阻止の円買い・ドル売り介入を続ける場合、保有する米国債の売却が選択肢となり、価格下落(利回り上昇)を招く可能性がある。ベッセント氏は「円高になれば、日本が米国資産を売却する必要がなくなる」と述べた。【ワシントン浅川大樹】

毎日新聞

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