5人組グループ・SUPER EIGHTの丸山隆平が主演し、2月から4月にかけて東京や名古屋で上演される舞台『浪人街』の稽古場取材会が行われた。丸山のほか、共演の玄理、入野自由、藤野涼子、入江甚儀、佐藤誓、矢柴俊博、神保悟志、板尾創路らが参加した。

【写真】激しい殺陣！切っ先を突きつける丸山隆平

　本作は脚本家・山上伊太郎が描き下ろし、1928年にマキノ正博の監督で制作された「浪人街第一話　美しき獲物」から始まるサイレント映画シリーズ『浪人街』の舞台化。安政の江戸の町を舞台に、アンダーグラウンドな浪人の世界を描く本格時代劇で、丸山は、佐藤演じる藤兵衛が営むはみ出し者たちが集う飲み屋の新顔となった浪人・荒牧源内を演じる。

　公開稽古後の取材会では、今回初共演となる板尾が丸山の印象について聞かれると「やっぱり色気がある」とし、「この荒牧っていう役は色気がないとなかなか成立しないと思っているので、その要素はすごく持ってらっしゃるなという感じがしますね」と太鼓判。ベタ褒めに丸山は「ありがとうございます。忖度ないですか？今の時代忖度本当に敏感ですから！袖の下とかやってないですよ！」と照れ隠し。板尾も「全然やってないです。そんなに深くも話してないですし」と返し、会場の笑いを誘った。途中で板尾が「…長いかな？大丈夫？ちょっと飽きてるやろ！」と記者をイジりつつ、「ファンの方は見たことのない彼が見れるチャンスです！」と強調した。

　さらに丸山について神保は「本当に気遣いの方で。しかも板尾さんがおっしゃるみたいにすごく色気のある方で」とした上で、「和ものぴったりですね」と絶賛。丸山が「ありがとうございます…！」と恐縮すると、「いやもうハードル上げましたよ」と一言。「そういうやり方なんすね！あ、もうこっから悪役入ってんねや」と丸山が声を上げると、「いや本当に素晴らしいです」と改めて絶賛の言葉を送った。

　東京公演は2月20日～3月16日に新橋演舞場、名古屋公演は3月21日～28日に御園座、京都公演は4月2日～10日に南座で上演される。

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