長野の3人死傷事件、バス待ち中に襲われたか 通り魔の可能性

2025/01/22 23:43 

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 22日夜、長野市のJR長野駅前で3人が襲われて死傷した事件で、事件に巻き込まれた3人はいずれも現場付近のバス停に並んでバスを待っていたところで刺されるなどしていたことが、長野県警への取材で判明した。3人を襲ったのは男性で、刃物を持ったまま逃走したとみられ、県警が行方を捜査している。3人は他人同士だったといい、県警は通り魔の可能性があるとみている。

 長野県警によると、事件は22日午後8時過ぎ、長野駅善光寺口バスロータリー付近で発生した。死亡したのは40代の男性で腹を刺されていた。30代の男性が背中を刺されて重傷とみられる。このほか、40代の女性が転んでけがをした。この女性はジャンパーが切られていたという。

 現場にいた男性によると、「バンダナのようなものをかぶった人が逃げていった」と話していた人がいるといい、県警は殺人事件として周辺の防犯カメラの映像を解析するなど捜査している。【鈴木英世、西本紗保美】

毎日新聞

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