須田景凪ことボカロP・バルーン、企画アルバムにスカパラ&高畑充希が参加

2025/02/11 21:00 

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バルーン/須田景凪

 シンガーソングライター・須田景凪としての活動でも知られる、ボカロP・バルーンの企画アルバム『Fall Apart』の第3弾参加アーティストが発表された。

【画像】「素敵な経験をさせてくださった」ボーカル参加に期待高まる高畑充希

 『Fall Apart』は4月16日に発売となるバルーンの新作。バルーンが、リスペクトするアーティストたちを招き、これまでにリリースしてきた楽曲に新しい息吹を吹き込んだ5曲に加え、2024年にロックバンド・ヒトリエとともにリリースした「WOLF」を収録。全6曲が収録予定の作品となっている。

 これまでに第1弾の参加アーティストとしてヒトリエ、第2弾としてなとりが発表されてきたが、第3弾アーティストとして、東京スカパラダイスオーケストラと俳優・高畑充希の参加が発表された。バルーンが2017年にリリースした代表作「雨とペトラ」を、東京スカパラダイスオーケストラがアレンジ&プロデュースし、高畑が表現力豊かに歌唱する。同曲は12日午前0時に先行配信される。

 また、同作の映像付き商品には、須田のスタジオライブ『"Fall Apart" Studio Reel』の模様が収録され、収録曲と同じナンバーが披露される。『Fall Apart』の特設サイトも12日午前0時にオープンされる。

 須田は4月19日に東京・日比谷公園大音楽堂にてワンマンライブ『須田景凪 LIVE 2025 "花霞"』を開催することも決定しており、こちらは自身初の野外ワンマンライブとなる。

■バルーン/須田景凪 コメント
東京スカパラダイスオーケストラのみなさんも、高畑充希さんも、気付けば日常のなかで当たり前のように耳にしていました。特別に意識せずとも音楽を聴くたびに、自分のなかにずっとあったんだと思い知らされるような存在です。

そんな彼らに自分の曲を託したらどんな響きに生まれ変わるだろう?と気になり「雨とペトラ」という曲を託しました。

レコーディングでは、みなさんが細かいニュアンスを何度も何度も調整しようと試行錯誤してくれていたのが印象的でした。

完成した音源を聴いたとき、より晴れやかに、そしてより儚い響きになったと感じました。
自分の曲が、ずっと聴いてきた音楽と重なり合う感覚がとても不思議で嬉しいです。
ぜひ多くの方に届いてくれたらと思います。

■谷中敦 (東京スカパラダイスオーケストラ) コメント
今回は「雨とペトラ」を力いっぱい生演奏に変換して実演させていただきました。
須田さんとお会いしたときに「雨とペトラ」の音像はスカパラと近しいものを感じます、とお伝えしました。
スカパラとしては、楽曲のムードに共感を感じながら、滞りなく仕上げることができました。切ない現状のなかでもしっかりと抗って、哀しい景色のなかで瞬く美しささえ横目で捉えているように感じる素晴らしい歌詞の曲だと思います。

そんな素敵なメッセージ性あふれる歌詞を高畑充希さんが完全無欠な歌唱で表現してくださったことは感謝に堪えません。
リハーサルの間も、レコーディング中も幸せ満載でした。
今回スカパラとの共演を快諾してくださった高畑さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

■高畑充希 コメント
曲をカバーさせていただく、というのはいつもと少し違うソワソワとした緊張があります。心配でいっぱいの私を、東京スカパラダイスオーケストラのみなさんはニコニコ笑顔で迎えてくださり、レコーディングへと導いてくれました。
ヘッドホンから聴こえてくるスカパラさんの音楽は、まさに音を楽しむ素晴らしさを教えてくれていて、こわばっていた私の身体も自然とウキウキ浮かれてしまいました。
バルーンさんのモダンで心を刺すような「雨とペトラ」は、すこし懐かしい香りを纏った「雨とペトラ」になったように思います。
こんな素敵な経験をさせてくださった須田さん、スカパラさん、ありがとう!!
ORICON NEWS

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