ジェイソン・モモア、ジャック・ブラック、エマ・マイヤーズらロンドンに集結『マインクラフト/…

2025/03/31 14:53 

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ロンドンで開催された映画『マインクラフト/ザ・ムービー』ワールドプレミアの写真(左から)ダニエル・ブルックス、エマ・マイヤーズ、セバスチャン・ハンセン、ジェニファー・クーリッジ、ジャック・ブラック、ジェイソン・モモア

 2009年に誕生し、11年に正式発売されて以来、世界中で絶大なる人気を誇るゲーム「マインクラフト」(通称:マイクラ)を実写映画化した『マインクラフト/ザ・ムービー』(4月25日公開)のワールドプレミア(世界初上映)イベントが、英ロンドンのレスター・スクエアで現地時間30日(※日本時間31日)に開催された。

【画像】ロンドンで開催されたワールドプレミアの写真

 当日のロンドンは、プレミアにふさわしい快晴に。レッドカーペットの代わりに本物の芝生が敷かれ、劇中に登場する四角いオオカミのデニスや、人気キャラのクリーパー、四角い木や花などが飾られた”マイクラワールド“の世界観が再現された会場には、ジェイソン・モモア、ジャック・ブラック、エマ・マイヤーズらキャスト陣、監督を務めたジャレット・ヘス、原作ゲームのクリエイターたちが集結。ファン約500人と50人以上のマスコミも集まった会場は熱気に包まれた。

 先住転送民のスティーブを演じたジャック・ブラックは、カメラマンたちの前でハイキックをしてみせるなどハイテンション。スティーブを彷彿とさせるブルーの衣装で颯爽と現れ、観客のもとへ駆け寄り、特に子どもたちと時間をかけて話しかけたり写真を撮ったりと、ジャックもファンも満面の笑みで交流を楽しんでいた。

 “マイクラワールド”に転送されスティーブたちと冒険することになるギャレットを演じたジェイソン・モモアは、ド派手な紫色のスーツ姿で、自身の母そして恋人で俳優のアドリア・アルホナと共に登場。イギリスでは3月30日が母の日だったため、親子で楽しめる本作のプレミアに、母を伴って登場するジェイソンの親孝行っぷりに会場中も思わず笑顔に。メディアのインタビューの最中もファンから彼の名前を叫ぶ声は途切れず、ジェイソンは「後で必ず戻ってくるからね!」とファンたちを気遣うと、約束通り後でファンたちのもとへ向かい丁寧なファンサービスを行う紳士ぶりが光っていた。

 ほかにも、ナタリー役のエマ・マイヤーズ、ドーン役のダニエル・ブルックス、ナタリーの弟ヘンリー役のセバスチャン・ハンセンも登場。エマは黒地に赤い花柄をあしらい、腹部が大胆に空いたドレス姿を披露。ダニエルは黒い鳥の羽根のような装飾をあしらったトップスに、つややかな光沢が上品なシルバーのスカートという個性的なスタイルで、セバスチャンは黒の上下でシックに、足元はスニーカーで決めた若々しいコーディネートでプレミアに華を添えていた。

 日本向けのインタビューに応じたジェイソンに、「日本のファンたちはあなたが大好きです」と告げると、「わかってるさ」とにっこり。「日本のみんなに観てもらえるのがうれしいよ。素晴らしい冒険で、ヒヒヒ…なんて笑えるぞ!楽しさ満載の映画だから、楽しんでもらえるとうれしいな。あの有名なジャック・ブラックも出演するんだ、きっと度肝を抜かれるよ!」と映画の魅力を熱弁した。さらに“マイクラワールド”でやりたいことを聞くと、「何をやりたいかって?バイクさ。日本の友達全員を乗せて“マイクラワールド”をぶっ飛ばしたい!」といたずらな表情で笑っていた。

 ジャックは「日本のインタビューです」とマイクを向けられると、「ありがとうございます!」と日本語で返答。「ハロー ジャパン!愛を込めて。また東京に行くのが待ちきれないよ。愛と平和を!」と、日本行きを熱望していた。撮影の思い出については、ロケ地でもあったニュージーランドに触れながら、「ニュージーランドは最高だ、美しい国だから行ってみるといい。『キング・コング』でも行ったことがあったんだけど、あの時は鬼才ピーター・ジャクソンとだった」と、出演作の多い人気俳優らしく振り返っていた。

 エマは、「日本のマイクラファンのみんな!お話しできてうれしいです。映画をぜひ楽しんでください」と笑顔でコメント。撮影については、「とにかく最高に楽しかった!実際にセットがたくさん作られたので、触ったり遊んだりすることができたんです。特に私はマインクラフトのファンだから、(映画の中で)村に行っていろいろ触れられて楽しかったです」と、マイクラファンならではの目線で振り返った。「もし“マイクラワールド”に行けたら何をしたい?」という質問には、「ひたすら探検したい!犬を探して友達になってから探検したいし、村もいくつか作りたいな」と笑顔を見せた。

 3人はそれぞれインタビューの最後に、公開を待ち望む日本のファンたちへ「マイクラ、観てね!」と日本語のメッセージにも応じた。

 本作でメガホンを取ったジャレッド・ヘス監督は、「まず僕自身がゲームの大ファンだった。子どもたちは発売直後にプレイし、やがて家族で楽しむものとなった。壮大な冒険コメディを描くのにぴったりの設定で、手掛けたいとずっと思っていたんだ。素晴らしいキャスト陣と仕事ができる機会でもあり、まさに夢が叶った思いだよ!」とコメント。さらに、「本作のキャラクターを考案するのは、本当に楽しかった。ストーリーや映画体験を左右するのは、キャラクターや劇中での彼らの体験だと思っている。だからキャラクターごとに独特のニュアンスを練っていったよ。例えばジェイソン・モモアは他の映画で見られるようなタフガイの役ではない。ボコボコにやられるし、オタクを演じているから楽しいんだ。そんなふうに一同誰もが新しい何かをもたらしてくれたのが素晴らしいよ」と、キャラクター作りの大切さと見どころを語っていた。
ORICON NEWS

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