鈴木亮平&有村架純、初の兄妹役で息ぴったり なじみ深い関西弁で意気投合「特殊な言語」

2025/03/31 15:55 

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初の兄妹役で息ぴったりだったと話した(左から)鈴木亮平、有村架純 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の鈴木亮平、有村架純、前田哲監督が3月31日、都内で行われた映画『花まんま』(4月25日公開)の完成報告会見イベントに登壇した。

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 初共演で兄妹役を演じた有村について鈴木は「びっくりするほど初日から兄妹感をお互い感じられたという面では、個人的にはすごく相性が良かったんじゃないかなと思ってます」と振り返る。これに有村も「私も思ってます」と笑顔を返した。

 共に関西出身で、ネイティブな関西弁を操る。鈴木は「関西弁でできるのが非常に大きくて。お互い生まれ育った言葉ということもありますし、関西弁はちょっと踏み込める。普通、東京で仕事したら初日からここまで踏み込むと嫌がられるかなっていうところを、関西弁だとその壁をゆうゆうと乗り越えられる特殊な言語だなと思いまして。その感覚もあって、もちろんインの前にはいろいろ話し合ったりもちょっとしたんですが、自然と2人でやれたのは有村さんだったから良かったなと思います」と話した。有村も「『久しぶり』と言いたくもなる、『ただいま』と言いたくもなる、そういった空気感を作ってくださっていて。本当に初日から一切壁を感じることなく、にいやんとしてたたずんでくださってたので、こちらもリラックスする気持ちとか、いろんな感情を引き出していただいたなって思っています」と感謝していた。

 本作は、作家・朱川湊人の代表作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた短編集『花まんま』(文春文庫)を、映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、『そして、バトンは渡された』などの前田哲監督が映画化。大阪の下町で兄妹二人暮らしの兄・俊樹(鈴木)は、早くに亡くなった父と交わした「どんなことがあっても妹を守る」という約束を胸に、妹のフミ子(有村)を守り続けてきた。妹の結婚が決まり、親代わりの兄としてはやっと肩の荷が下りるはずだったのだが、遠い昔に二人で封印したはずの、フミ子の“秘密”がよみがえり…。兄妹、親と子、家族がそれぞれを強く思い合う姿を描いた胸に迫る作品となっている。
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