RIZIN、久保優太が発起人となり大地震発生のミャンマーに支援物資 初の試みに榊原CEOも…

2025/04/10 13:28 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ミャンマー大地震に対する支援物資贈呈式の模様 (C)ORICON NewS inc.

 日本の総合格闘技団体「RIZIN」の榊原信行CEOとRIZINファイターの久保優太が10日、都内のミャンマー大使館を訪問。3月28日に同国中部を震源とした大地震により、大きな被害を受けている被災地に向けて支援物資を届けた。

【動画】リング上とのギャップがすごい!?ミャンマー大使館を訪問した久保優太

 ミャンマーではこれまでに少なくも3000人以上が死亡したとされ、被災地では衛生環境の悪化による感染症のまん延など、人道状況の悪化が懸念されている。こうした事態を受け、久保が発起人となり、RIZINのスポンサード企業に支援の呼びかけを行ったことで支援物資が集まり、テント70張り、ミネラルウォーター7200本を支援の第1弾として被災地に贈ることが決まった。

 ミャンマー大使館を訪れた2人はソー・ハン駐日大使と面会し、支援に至った経緯を説明。久保は「アスリートという立場でこのような機会をいただいたんですけども、復興というものには時間がかかると思います。僕はRIZIN代表として復興を皆さんに発信して、いろいろ心がけてこれからもやっていきたいと思いますので、これを機にそういった活動も続けていきたいと思います」と述べた。

 ソー・ハン駐日大使は「皆様からいただきました全ての支援のミャンマーにお送りさせいただきます。改めて感謝申し上げます」と述べ、榊原CEOらに感謝状を手渡した。

 面会後、囲み取材に応じた榊原CEOは初の試みとなった海外の支援事業について「若い世代の人たちに発信する機会としては、RIZINはうってつけだと思うんで、そういう意味では格闘技の観戦に来ていただく人たちにそういう意識を啓蒙していくことを、僕らが発信できたらいいなと。これからも続けていきたい」と語った。


ORICON NEWS

エンタメ