24年度消費者物価指数、2.7%上昇 3年連続2%超え

2025/04/18 12:20 

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 総務省が18日発表した2024年度平均の消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く)は108・7となり、前年度比2・7%上昇した。上昇率が2%を超えるのは22年度以降、3年連続。コメの高騰が著しく、コシヒカリを除くうるち米は47・8%上昇となった。

 同時に発表された25年3月の消費者物価指数は110・2で、前年同月比3・2%上昇した。このうち、うるち米の伸び率は前年同月比92・5%となった。

 3月は全522品目中、414品目が上昇し、上昇品目数は前月(405品目)から拡大した。政府の負担軽減策が再開したことで電気・都市ガス代の上昇率は鈍化したものの、生鮮食品を除く食料が6・2%上昇するなど食料高が続いている。【古屋敷尚子】

毎日新聞

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