飛び石連休の今年のGW カレンダーアプリでみつけた旅行の「穴場」

2025/04/19 05:00 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 平日を挟み、飛び石連休となる今年のゴールデンウイーク。カレンダーシェアアプリ「TimeTree(タイムツリー)」の登録状況を分析すると、混み合いそうな日や、意外な「穴場」が見えてきた。

 タイムツリー(東京都新宿区)の社内研究所「タイムツリー未来総合研究所」が4月26日から5月6日を対象に、アプリ利用者の登録状況を分析した。

 まず登録された予定の中から、「旅行」をキーワードに集計。期間中の平均値を「1」とすると、最も数値が高かったのは4連休初日の5月3日(2・3)だった。次いで4月26日(1・8)、5月4日(1・2)も平均値を上回った。

 これに対し、4月28日から5月2日はいずれも平均値を下回った。「昭和の日」の4月29日を含め、この期間は旅行の穴場と言えそうだ。

 「日帰り旅行」で集計すると、4月26日(2・1)や5月3日(1・6)が人気となっている。年代別に分析すると「70代」の計画が多く、10~60代と比較して2倍以上だった。日帰り旅行は特に高齢者に人気のようだ。

 人気の旅行先はどこか。旅行の予定に地名が含まれていたものを集計したところ、国内旅行のトップは沖縄、2位は北海道だった。2024年にトップだった大阪は今回、順位を3位に下げた。開幕したばかりの大阪・関西万博の効果は今のところ限定的だ。

 海外は、韓国、台湾、タイの順で人気が高かった。タイムツリー未来総研は「比較的距離が近く、短期間でも楽しめるアジア圏の人気が目立っている」としている。【嶋田夕子】

毎日新聞

経済

経済一覧>

写真ニュース