『黒ひげ危機一発』が50周年でルール変更、「飛び出したら“勝ち”」に原点回帰

2025/04/16 11:53 

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50周年を迎える『黒ひげ危機一発』(C)TOMY

 タカラトミーのロングセラーパーティーゲーム『黒ひげ危機一発』が、2025年7月に発売から50周年を迎える。それを記念して、スタンダード版としては7代目となる『黒ひげ危機一発』を7月5日(土)から発売。1995年から現在まで「飛び出したら負け」がルールとなっていたものを、50年前の発売当初に戻す形で「飛び出したら勝ち」へと変更する。

【貴重画像】50年前…元はこんな感じだったんだ! 開発当初のスケッチ

 『黒ひげ危機一発』は、1975年(昭和50年)7月1日に発売。海外では「Pop up Pirate(ポップアップパイレーツ)」などの名称で発売され、これまでに世界47の国と地域でパーティーゲームとして親しまれてきた。ハラハラドキドキ、単純明快なルール、非言語で年齢や言語が違っていても誰もが楽しめることから、世界中で愛され続けるロングセラー商品となり、累計出荷数は2,000万個超。

 50年前の発売当時は、タルの中にとらわれた「黒ひげ」の親分をみんなで飛ばして助ける=「飛び出したら勝ち」というルールで商品化されたが、その後、時代の流れの中で「飛び出したら勝ちまたは負け」から「飛び出したら負け」と、ユーザーの意見を反映したルール変更の歴史があるという。

 今回発売される7代目『黒ひげ危機一発』は、基本のスタイルはそのままに、海外版商品と日本を融合した形の人形デザインに。勝敗ルールを50年前の発売当初に戻す形で「飛び出したら勝ち」へと変更。50周年を迎えて原点回帰することによって、“負け”ではなく “勝つ”という普遍的な楽しさを提案する。

 7代目『黒ひげ危機一発』は、7月5日発売(希望小売価格:2,750円/税込)。全国の玩具専門店、百貨店・量販店等の玩具売場、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」(takaratomymall.jp/)等にて発売。また、今後は様々な50周年記念施策を展開するとしている。
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