『灰仭巫覡』累計20万部突破 新刊4巻発売で書店特典は大暮維人30周年記念イラストカード

2025/05/16 09:00 

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『灰仭巫覡』コミックス第4巻

 漫画『灰仭巫覡』コミックス第4巻が16日に発売された。特典配布店舗で購入すると、特製イラストカードがもらえ、原作者・大暮維人氏の画業30周年を記念した描き下ろしイラストに複製サインが入っている。また、3巻までの累計発行部数が20万部を突破したことが、講談社より発表された。

【画像】絵上手すぎ!大暮維人30周年の配布される『灰仭巫覡』特典カード

 第4巻の見どころは、担任教師・平野を前に、ガオの“弱さ”が露見!?“火の粉”。火遊び大好き、不死身のクソガキ。地場結界の張られたバスの中で起こった英国軍人焼死事件。それをテロと判断したガオは大規模結界を張られるリスクをなくすため、操車場のバスをことごとく焼き払う。さらに疑惑の目を担任教師・平野と友人・コージに向けるのだが……。二人を取り囲んだその最中、無警戒にも侵入を許した“火の粉”の群れの襲撃を受けることに。

 『週刊少年マガジン』で2024年5月より連載がスタートした同作は、大暮維人が描くファンタジー。「夜」。それはかつて天災と呼ばれていたもの。人智を超えた災害の襲来に対し、少年たちはただひたすらに舞う。神々の力を借りる為、「夜」の怒りを鎮める為、そしてこの世界を救う為…。

 日本の田舎町に住む少年・仭は、「夜」により故郷を追われた英国軍人・ガオと出会う。自然に囲まれたのどかな町で、仲間たちと青春を過ごす二人。しかしそんな彼らの下に、再び「夜」が襲い来て…?

 コミックス第1巻・第2巻は即重版の反響で、宣伝担当者は「本作は新連載開始数時間でエックスのトレンド入りを果たし、1巻発売後すぐに重版がかかるなど大好評! 過去1年間の「週刊少年マガジン」新作の中で最も売れています!」と歓喜。※日販POSベース 1ヶ月あたりの店頭実売数をもとに算出。

 営業部の担当者は「2巻でも初速がとても良く、発売後すぐに大きく重版をかけることになりました! 全国的に書店員さん等の「マンガ通」の方々がプッシュしてくださっている印象です。連載直後は大暮先生の画力の素晴らしさが話題に上がっていましたが、2巻に入ってからは独特な「世界観」にも注目が集まっています!」と根強い支持を受けていると明かした。
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