『仮面ライダークウガ』バラのタトゥの女/ラ・バルバ・デの怪人体の新規制作決定 『超クウガ展…

2025/05/24 21:00 

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『仮面ライダークウガ』バラのタトゥの女人間体(七森美江)(C)石森プロ・東映

  2000年に放送を開始した『仮面ライダークウガ』の25周年を記念し、展覧会「超クウガ展」が開催される。東京会場(6月14日~7月6日)での初日まで1ヶ月を切る中、バラのタトゥの女/ラ・バルバ・デの「怪人体」の新規制作が決定した

【画像】『超クウガ展』超シルエットビジュアル(バラのタトゥの女/ラ・バル・デ)

 『仮面ライダークウガ』に登場する敵組織「グロンギ」でリーダー的存在であると同時に、一際ミステリアスをかもし出していた「バラのタトゥの女/ラ・バルバ・デ(演:七森美江)」。多くのグロンギが「人間体」と「怪人体」と二つの姿で登場していたが、「バラのタトゥの女」だけは初登場から一貫して「人間体」のみで登場し、EPISODE3で腕のみ変身、2000年放送当時から「怪人体」はいつ登場するのか、どんな姿をしているのかファンの間で物議をとなっていた。

 結果、最終回までその「真の姿」は未登場に終わり、25年を経た今日に至るまでベールに包まれている。その背景には、当時怪人デザインを担当していた一人であるPLEXの青木哲也氏によるデザイン案は何点も描かれていたものの「高貴なバラの怪人のデザインを決め込むのは非常に難しい」という番組プロデューサーの高寺氏の判断から、その登場は見送られていた。

 今回の「超クウガ展」の特別企画のひとつとして「未登場グロンギ怪人の立像展示」が提案され、25年振りに「ラ・バルバ・デの立像化」が動き出すこととなった。当時と同じ手法で青木氏、高寺氏を中心に作業が行われ、約1年に渡る試行錯誤を経て、制作された。

 情報の解禁にあわせ、超シルエットビジュアルと題された1枚が公開。実際のその姿は、『超クウガ展』内で立像として、お披露目される予定となっている。25年の時を経て、ついに「真の姿」を表す「バラのタトゥの女/ラ・バルバ・デ」。話題沸騰間違いなしのビジュアルに注目だ。

■デザイナー・青木哲也氏(プレックス)コメント
25年の時を経て「バルバのデザインをぜひ!」という、まさかのお話を高寺Pからいただいたのが去年、年の瀬も押し迫った頃。それからというもの一体何度高寺Pとやりとりしたことか。しかしながら大幹部であり特別な存在でもあるバルバ様であればこそ簡単であって良いわけがないのだ。ついには「低俗なリント、私はやすくないのよ」と、七森様の声で聞こえてくる始末。そんなバルバ様がついに実体化して降臨なされます!この歴史的瞬間に一デザイナーとして参加させていただいたこと、大変感謝しております。
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