石橋静河、来春“大阪移住”へ「新大阪&おじちゃん」トーク 朝ドラ主演決定で笑顔

2025/05/29 13:58 

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朝ドラ主演決定で笑顔をみせた石橋静河 (C)ORICON NewS inc.

 NHK大阪放送局は29日、大阪市内の同局で会見を開き、来秋放送開始の2026年度後期(大阪制作)連続テレビ小説が『ブラッサム』になると発表、ヒロインは石橋静河(30)が務めると明らかにした。石橋、脚本・櫻井剛氏、制作統括・村山峻平氏が登壇した。

【全身ショット】オールブラック!シックなコーデで登場した石橋静河

 同作は、明治・大正・昭和を駆け抜けた作家・宇野千代さん(1897~1996年)をモデルとする。ドラマでは大胆に再構成を加え、人物や団体名などは一部改称してフィクションとして描かれる。脚本は櫻井剛氏。

 オーディションではなくオファーで石橋が選ばれ、ヒロイン・葉野珠(はの・たま)を演じることになった。撮影は来年春先からのスタートを予定し、放送開始まで約1年半という早い時期。宇野さんのトレードマーク“チェリー・ブラッサム”桜のビジュアルをバックに登場した石橋は、晴れやかな表情。

 撮影で、石橋は大阪に長く滞在することになる。「土地勘がない」としつつ、「新大阪駅でタクシーに乗ったら、(ドライバーが)すごくおしゃべりなおじちゃんで、ここに来るときのタクシーのおじちゃんもすごくおしゃべりだった」と明かし、「楽しみになりました」とにっこり。また「(宇野さんの故郷)岩国市に行ってみたいなと思っています」と語った。

■物語
明治三十年(1897年)、主人公・葉野珠(はの・たま)は山口県の岩国に生まれた。実母は珠が2歳の時に亡くなり、父と後妻である継母によって育てられた。女学校を卒業後、代用教員として働き始めるが解雇され、故郷の岩国を追われることになる。親戚を頼って上京したことで、珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から、作家の道を切り開く。

しかし、世の中は価値観が大きく揺れ動く時代。大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産そして借金…と、珠は、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合う。そうした中で、小説家として花を咲かせる。

時には敵を作り誤解され、傷つけ傷つきながらも、自由を求めて生きることに正直であり続けた珠は、小説に思いを忍ばせることで、読む人に「幸せ」を運んでいく。
ORICON NEWS

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