『最後の鑑定人』技能実習生による放火事件が発生 嘘の裏に隠された事件の闇【第3話あらすじ】

2025/07/23 07:05 

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23日放送水10ドラマ『最後の鑑定人』より (C)フジテレビ

  俳優の藤木直人が主演を務める、7月9日スタートのフジテレビ系水10ドラマ『最後の鑑定人』(毎週水曜 後10:00)が23日に第3話を迎える。放送を前に、あらすじと場面カットが公開された。

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 同作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公・土門誠(藤木)が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。今作は岩井圭也氏の同名小説を映像化した。

 藤木演じる主人公・土門誠(どもん・まこと)は、元科捜研のエースで卓越した鑑定技術の持ち主。白石演じる高倉柊子(たかくら・しゅうこ)は、土門鑑定所の事務員も兼任する研究員。心理学の道に進みたいと考えていて土門鑑定所では腰掛けくらいの気持ちで働いており、あわよくば転職しようと考えている。

■第3話あらすじ

 土門誠(藤木直人)と高倉柊子(白石麻衣)の元に、弁護士の相田直樹(迫田孝也)が鑑定依頼にやってきた。相田が弁護を担当するのは、ベトナムから来日した技能実習生のホアン・ヴァン・ギア(井阪郁巳)。彼は自身と実習生仲間が住む共同住宅に放火し、自ら警察に通報し逮捕されていた。現場に残されたポリタンクからホアンの指紋が検出されており、事件当時はホアン以外全員外出していため、彼の犯行であることは明白だった。

 しかし逮捕以来、黙秘を貫くホアン。黙秘したままでは弁護の余地がないため、相田は放火に至った動機を調べてほしいと土門に頼む。土門は、まずは燃焼残渣(ねんしょうざんさ)を調べてみることに。現場鑑識によって簡易的には済まされていたものの、より精密な検査が必要だと考えていた。

 残渣分析を依頼するため、土門たちは科警研の尾藤宏香(松雪泰子)を訪ねる。文句を言いながらも依頼に応じた尾藤によると、カセットコンロなどの燃料として使われるブタンとともに、植物由来のテルペンという成分が検出されたとのことだった。その後、火災現場を訪ねた土門は、ガスボンベの金属片が出なかったことや5人が暮らしていたわりには物が少なすぎることに疑問を持つ。

 さらに高倉と相田は、ホアンの技能実習先の社長・黒瀬達夫(片桐仁)に事情を聞きに行く。黒瀬はホアンの放火動機に思い当たることはないようだったが、高倉は黒瀬のしぐさに違和感を覚える。
ORICON NEWS

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