フィギュア五輪最終予選 「ゆなすみ」と「うたまさ」の派遣が濃厚に

2025/07/23 15:42 

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 日本スケート連盟は23日、東京都内で理事会を開き、フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季オリンピック最終予選(9月17~21日、中国・北京)に派遣する選考要件を発表した。対象はペアとアイスダンスの2種目。9月5~7日に関空アイスアリーナで開催される国際大会「木下グループ杯」で五輪最終予選に出場資格のある最上位組を派遣するとしている。

 この日発表された木下グループ杯の出場者リストでは、ペアは「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)と「ゆなすみ」こと長岡柚奈選手、森口澄士選手(木下アカデミー)がエントリー。このうち、「りくりゅう」は3月の世界選手権で優勝し、日本の五輪出場1枠を確保しため、予選への出場資格がない。「ゆなすみ」が木下グループ杯に出場すれば、事実上、予選に派遣されることになる。

 また、アイスダンスは「うたまさ」こと吉田唄菜選手、森田真沙也選手組(木下アカデミー)のみが出場予定。このため、選考要件に照らせば、こちらも五輪予選への派遣が濃厚となっている。

 予選の結果次第で日本はペアで最大2、アイスダンスで最大1の出場枠を確保することができる。【倉沢仁志】

毎日新聞

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