『劇場版モノノ怪』2年連続の快挙 ファンタジア国際映画祭で観客賞受賞

2025/08/08 19:24 

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『劇場版モノノ怪』ファンタジア国際映画祭で観客賞受賞

 アニメ映画『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』(3月14日公開)が、カナダ・モントリオールで開催された第29回ファンタジア国際映画祭にて、長編アニメーション部門・観客賞銅賞を受賞した。

【画像】世界人気すごい!公開された『劇場版モノノ怪』ビジュアル

 観客賞は、映画祭に参加した観客の人気投票によって選ばれる。昨年7月に公開された第一章『劇場版モノノ怪 唐傘』も同映画祭で観客賞銅賞を受賞しており、今回の第二章の受賞により、2年連続での快挙となった。

 2026年春に全国公開が迫る本シリーズの最終章『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』。その封切りを前に、国内外での盛り上がりが一層高まっている。ファンタジア国際映画祭は、1966年に始まり今年で29回目を迎える、北米最大のジャンル映画祭。ファンタジー・アクション・SF・ホラーなどのジャンルに特化しており、主にアジアやヨーロッパ、北米の作品が多数上映され、毎年世界中から注目を集めている。

 同作は、謎の男・薬売りが、人の情念や怨念が取り憑いたモノノ怪によって引き起こされる怪異を鎮める物語。舞台は第一章に続き大奥。『モノノ怪』の真骨頂である和紙テクスチャを活用した絵巻物のように絢爛豪華な世界観、主人公・薬売りのミステリアスな魅力など、独創的かつ密度の濃い映像美が描かれている。
■中村健治総監督コメント
 2024年『劇場版モノノ怪 唐傘』が今敏賞と観客賞銅賞を頂いたのに続き2025年もファンタジア国際映画祭で『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』が観客賞銅賞を受賞したこととても光栄です!

 現地で実際に鑑賞された観客の「生の声」(投票)で評価される「観客賞」をいただけるのはとても嬉しく、モントリオールの熱狂が日本にいる僕らの心を「火鼠」のように焦げ焦げに熱くオーバーヒートさせちゃいそうです!作品をつくる勇気と力をもらえました!MAXありがとう!!!

■鈴木清崇監督
 この度『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』が観客賞銅賞を頂き大変光栄です。国内のみにとどまらず、世界の観客に御支持頂けた事が、いち映像制作者としてただただ嬉しいの一言に尽きます。二章に関わったスタッフの代表として現地での投票ならびに、これまで二章・火鼠を応援して頂いたすべての方々に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました!
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