Snow Man・ラウール、ランウェイへの挑戦は「虚勢と自信」 芝居にも影響「初めて悔しく…

2025/09/06 10:00 

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ランウェイへの挑戦が及ぼした芝居への影響を明かしたSnow Man・ラウール (C)ORICON NewS inc.

 9人組グループ・Snow Manのラウールが出演するドキュメンタリー『Raul on the Runway』が、13日よりPrime Videoで独占配信される。これに先駆け取材会が行われ、ラウールが約1年半にわたるランウェイの挑戦で得たものについて明かした。

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 本作は、ラウールがモデルとして世界のファッションシーンに挑む姿を約1年半にわたって追った映像記録となる。挑戦の末にランウェイを歩いた直後の心境については「ずっと虚勢もありながら、本当の自信もどこかにありながら」と振り返った。現地では謙虚さよりも強気な姿勢が求められる場面も多く、「いけます!って、嘘でも本当でもどっちもありながらだった」としつつ、「終わった瞬間は『でしょ?』という気持ち。でも帰って冷静に振り返ると、いい経験だったなって思いました」と、充実感をにじませた。

 経験を通して得たことについては、ラウールは「全部自分の頭の中で考えて、作ってかなきゃいけないもので、誰かに教えてもらうっていうことがなかった」と振り返った。「でも、結局はいつもそうなんだよなと思って」とし、普段スタッフからの指示を受けるだけでなく、「結局はそれも自分が噛み砕いて自分で答えを出さなきゃいけないっていうことだと思うので、それを当たり前にしようと考えるようになりました」と明かした。

 また、現在放送中のフジテレビドラマ『愛の、がっこう。』での好演が話題になっているラウール。質疑応答では「この経験は芝居に影響を与えたか」という質問も飛んだ。ラウールは意外な質問だったのか驚きつつ、「初めて考えました。そうなんですかね、わからないんですけど、でもそういう側面も…」と照れ笑い。1年半の間で印象的だったこととして、「初めて自分のことで悔しくて涙が出た。それが(演技にも)活きているかもしれない」と、悔しさや孤独を体感したことが、感情表現の幅を広げたと分析した。

 取材会では、終始言葉を慎重に選びながら真摯に答えていたラウール。終盤のフォトセッションでは、それまで緊張の面持ちだったラウールも、少し肩の力がぬけたのか、アイドル感たっぷりの笑顔や、モデルらしさあふれる圧巻のスタイルを見せつけるポージングを披露した。

 最後に、ラウールは「自分の中では少しでもちょっとこの世界のことを知ってもらいたいっていう気持ちがあるので、何のモチベーションでもいい。ちょっと休みの日とかに、そんなに長くないです。もう何分か、2時間は絶対ない。1時間ちょいか1時間半ぐらいの短いコンテンツだと思いますので、ちょっとでも気になったら見てもらえたらうれしいなと思っています」と謙虚にメッセージを送っていた。
ORICON NEWS

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