悠仁さま、儀装馬車で宮中三殿へ 成年皇族の仲間入りを先祖に報告

2025/09/06 12:11 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまは6日午前、皇居の宮中三殿で、成年式の儀式の一つ「賢所(かしこどころ)皇霊殿(こうれいでん)神殿に謁するの儀」に臨まれた。

 縫腋袍(ほうえきのほう)という成年用の装束を身にまとい、皇居・宮殿から儀装馬車で移動。成年皇族の仲間入りを先祖に報告した。

 宮中三殿は、天皇の祖先らを祭る皇室の祭祀(さいし)の場所。儀式は皇室の私的行事として行われた。

 悠仁さまは午前11時半ごろに儀装馬車で到着した。

 まずは三殿の中央にある天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭った賢所に入って拝礼。続けて、歴代の天皇や皇族を祭る皇霊殿、国内のさまざまな神を祭る神殿も拝礼した。

 悠仁さまが宮中三殿の殿上で拝礼するのは初めて。秋篠宮ご夫妻や次女佳子さま、宮内庁幹部らも参列した。

 悠仁さまは宮殿に戻り、午後は天皇、皇后両陛下に成年皇族として改めてあいさつをする「朝見の儀」などに臨む。【柿崎誠】

毎日新聞

社会

社会一覧>