ジェームズ・キャメロン監督が挑む 『アバター』シリーズ史上最も壮大な戦い

2025/09/25 23:46 

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映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』12月19日より日米同時公開(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 全世界歴代興行収入ランキングで第1位を記録した『アバター』(2009年)と、第3位に輝く『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022年)。映画界の頂点に立ち続けるジェームズ・キャメロン監督が手がけるシリーズ第3作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が、12月19日より日米同時公開される。このたび、予告編と本ポスターが公開された。

【動画】『アバター』シリーズによる史上最も壮大な戦い

 予告編では、新たに登場する“アッシュ族”のリーダー、ヴァラン(演:ウーナ・チャップリン)の姿を現す。空や森や海、そして火山など壮大な自然を舞台に繰り広げられる激しい闘い、大きな壁を前にこれまで以上に絆が試されるサリー一家の様子が描かれる。物語は一層緊迫感を増している。

 美しい空にはお馴染みの翼竜・イクランやクラゲのようなひらひらと優艶な新しいクリーチャーが飛び交い、前作に引き続き雄大なクジラのような海のクリーチャー・トゥルクンたちが一斉に水面に現れるなど、偉大なパンドラの自然は健在だ。

 「お前が思う以上に、この星は未知の世界だ」とジェイクが語るように、そこには誰も未だ見ぬ神秘の世界が広がっている。そんな美しい自然の中で繰り広げられる、シリーズ史上最大スケールで描かれる迫力のアクションシーンの数々は見逃せない。

 ジェイク・サリーたちが率いる森の民”オマティカヤ族“がイクランと共に敵陣に飛び込む空中戦や、“灰の民”アッシュ族が駆使する炎との闘い、ついには人間が莫大な数の最新戦闘機で攻め込んでくるシーンなど、思わず息を呑んでしまうようなこれまで以上に迫力あるアクションシーン満載の予告編となっており、アクションにも定評があるJ・キャメロン監督なだけに、期待感も高まる。

 「アバター」シリーズならではの特別な映像体験に加え、J・キャメロン監督が「予想を裏切る」壮大な物語になると語る、前作以上に心揺さぶられるドラマチックな展開と、スケールの大きなアクション満載が本予告に満載。

 最新予告は、今作で初登場となるパンドラに住むナヴィの部族“アッシュ族“のリーダー:ヴァラン()が、枯れ果てた山を背景に『救いを求めたのに、エイワに見放された』という静かに、だが激しく怒りを燃やすセリフから始まる。『炎は山からやってきて、森を焼き尽くした』とも語るヴァラン達アッシュ族は、過去にパンドラの調和を保つ神のような存在<エイワ>にどんな裏切りを受けたのか?

 今作最大の注目キャラクターであるナヴィ初の悪役ヴァランから、目が離せない!そして、『その炎で世界を焼き尽くすには俺が必要だ』と、彼女らに歩み寄り手を組もうとするクオリッチ大佐(演:スティーヴン・ラング)の姿も…。クオリッチ大佐はナヴィとなったジェイク・サリー(演:サム・ワーシントン)の因縁の敵であるが、ヴァランはクオリッチと手を組みジェイク達サリー一家をどのように絶望に追いつめるのだろうか。J・キャメロン監督が描く、誰も予想することができない物語が繰り広げられる。

 また、パンドラに住むサリー一家の養子である人間:スパイダー(演:ジャ
ック・チャンピオン)の動きも見逃せない。パンドラでは人間が呼吸すると命を落とすため、彼が過ごすにはフェイスマスク装着が必須だが、映像後半にはマスクを外したスパイダーの姿が。スパイダーがパンドラで呼吸出来ることは、人間が一気にパンドラに攻め込んでくる可能性を意味し、『人間がマスク無しで生きられたら―ナヴィは滅ぼされてしまう』とネイティリ(演:ゾーイ・サルダナ)に切なく語り掛けるジェイクのシーンも。スパイダーの存在は、今後の物語にどんな脅威をもたらすことになるのだろうか?!そしてスパイダーが、強い殺意の槍を向ける視線の先に立ちはだかるのは、誰なのか…。

 予告編には、翼竜イクランに乗って繰り広げられる空中戦や、炎を駆使するアッシュ族との激突、人類による大規模な戦闘機攻撃など、キャメロン監督ならではの圧巻の映像表現が満載。シリーズ史上最大スケールで描かれる戦いに期待が高まっている。

 なお、公開を記念して第1作『アバター』が9月26日(金)、第2作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が10月3日(金)より、それぞれ1週間限定で3Dスクリーンにて再上映されることも決定した。


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