「植えると危険…」「度を越えている」庭のプロが指摘する“要注意植物”10選に「知れて良かっ…
 
								刺されると皮膚がただれる「チャドクガ」がつきやすい植物とは…? 解説するグリーンギャラリーガーデンズ吉田祐治さん(右)けいすけさん(左)。

【写真】美しいのに危険?「ノウゼンカズラ」ほか“要注意植物”10選
■「庭木というより“侵略植物”」家に危険をもたらす植物「ノウゼンカズラ」
――プロの視点から、知らずに植えると危ない10個の植物(庭木含む)を紹介した解説動画、とても興味深く拝見しました。
「このテーマを取り上げたのは、日々の現場でトラブル相談が非常に多いことがきっかけでした。例えば『花がきれいだから植えたけれど、気づいたら隣の家の塀を壊していた』『子どもが触ってかぶれてしまった』というように、知らずに植えた結果、困ってしまったというケースが実際に多いんです」
――現場のリアルな声を汲み取ったテーマなんですね。
「そうですね。SNSでは『おすすめ植物』や『映える庭木』が話題になる一方で『避けた方がいい植物』はあまり語られません。そこで、ガーデンデザイナーとして“現場目線でのリアル”を伝える必要を感じ、経験をもとにこの動画を作りました」
――10個の植物の中でも特に印象的だったのが、軒先などでよく見かける「ノウゼンカズラ」でした。「生活上危険」「度を超える繁殖力」とのお話でしたが、具体的にどのような恐ろしさがあるのでしょうか?
「南国的な見た目と美しい花が魅力のノウゼンカズラですが、地中に根を10m以上も伸ばして新しい芽を出すほど、非常に強い繁殖力を持った植物です。一度植えると数年で周囲の地中を占拠し、ブロック塀の隙間やコンクリートの割れ目からも芽を出します。その結果、塀を押し割ったり、外壁を伝って2階まで登りエアコンの配管に絡んだりと、住宅被害につながることがあるんですよ」
――あの美しい花の姿からは、なかなか想像ができません。
「ツルが電線や雨樋に絡むことで危険が生じる場合もあるため、庭木というよりは半分“侵略植物”として扱うべきだと感じています」
――これまでにご経験された「ノウゼンカズラ」に関するトラブルで、印象に残っているエピソードはありますか?
「以前、八王子市内のお客様から『隣家との境に植えたノウゼンカズラが、隣の庭にまで根を伸ばして大変なことになっている』とご相談を受けました。掘り起こしてみると、根がブロック塀の下をくぐって、隣家の芝生の下にまで入り込んでいたんです」
――撤去するのも大変そうですね…。
「完全に撤去するのには2日かかりました。また別のケースでは、地面から1本だけ見えていた細いツルを放置した結果、翌年には屋根の高さまで伸びて壁の塗装を傷めてしまったというのもあります」
■宿根草&球根のベストシーズン到来! 放っておける植物で庭と程よい付き合い
――「ノウゼンカズラ」の危険性は十二分に理解できました。一方で、つるを旺盛に茂らせ、トランペット型の花をたくさん咲かせる姿が美しく、大好きだという人も多いかと思います。育ててみたいと思っている人に、なにかアドバイスはありますか?
「もちろん、ノウゼンカズラ自体はとても魅力的な植物です。真夏の強い日差しにも負けず、オレンジ色の花を数カ月も咲かせ続ける姿は非常に印象的ですよね。上手に楽しむには、やはり地植えではなく、大きめの鉢植えやプランターで管理するのがおすすめです。壁やフェンスに這わせたい場合も、根が直接地面に届かないようコンクリートの上に鉢を置くなど、管理の範囲を限定すると繁殖力をコントロールしつつ楽しめると思いますよ」
――最後に、これからの季節におすすめの植物について教えてください。
「秋から冬にかけて植えるなら宿根草全般ですね。球根の植え込み時期としてもベストです。具体的には、クリスマスローズやカルーナなどのような寒さに強く、手入れが少なくて済む植物がおすすめ。『放っておいても絵になる植物』を中心に選ぶと、忙しい方でも長く楽しめると思うので、ぜひお試しください」
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