天海祐希、俳優業への思い「毎作、自分の才能のなさにぶつかる」 吉永小百合も同意見

2025/10/31 19:33 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』初日舞台あいさつに登壇した(左から)天海祐希、吉永小百合 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の吉永小百合、天海祐希が10月31日、都内で行われた映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の公開初日舞台あいさつに登壇した。

【集合ショット】みなさま良いお顔⋯!笑顔で撮影に応じる天海祐希&のんら豪華出演陣

 本作は、1975年5月16日、日本時間午後4時30分、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した登山家・田部井淳子さんの半生を描くヒューマンドラマ。その歴史的快挙を含め、田部井さんの挑戦と軌跡をつづった著書『人生、山あり“時々”谷あり』を原案に映画化された。

 主人公・多部純子を演じるのは吉永。そして純子の盟友であり、エベレスト登頂の相棒でもある北山悦子役は、吉永と映画『最高の人生の見つけ方』以来6年ぶりのタッグとなる天海が務める。

 イベントでは、「てっぺんの向こうにいるのは?」というトークが。天海は「自分」とした。その理由について天海は「どこまでいっても自分との戦いだなと思って。こちらにいらっしゃる偉大な先輩たちがおっしゃいますから。『いつまで経っても頂点は見えず』と。そういう感じですね」としみじみ。

「毎作、自分の才能のなさにぶつかるんですよ。それと戦うの!」と天海が力説すると、大きく首を縦に振りながら吉永は「そうです。ダメだダメだと思って。『じゃあ、次はもうちょっとそう良くなる。成長できるんじゃないか』と。この年齢にしてもそういう風に思います」と伝えていた。

 舞台あいさつには、佐藤浩市、のん、木村文乃、若葉竜也、工藤阿須加、茅島みずき、阪本順治監督も参加した。
ORICON NEWS

エンタメ