<1分で解説>大気汚染深刻なインドで「人工降雨実験」 雨は降らず
インドの首都ニューデリーで28日、深刻な大気汚染を減らすため、人工的に雨を降らせる実験が始まりました。デリー首都圏政府とインド工科大(IIT)カンプール校が協力し、航空機から雲にヨウ化銀などをまく雨粒をできやすくする技術を使いました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「インドの人工降雨実験」を解説します。
Q 雨を人工的に降らせようとしているの?
A はい。航空機を使って雲にヨウ化銀などの物質をまき、雨粒ができやすくする「クラウド・シーディング(雲への種まき)」という技術が使われました。
Q どうしてニューデリーで行われたの?
A ニューデリーでは大気汚染がとても深刻になっていて、スモッグを減らすために人工降雨の実験が行われました。デリー首都圏政府は、大気汚染を軽減する手段の一つとして期待しています。
Q 実験が始まった28日に雨は降ったの?
A 地元メディアによると、目立った雨は観測されませんでした。人工降雨がうまくいくには、雲の中に適切な水分があることなどの条件が必要で、必ずしも毎回成功するわけではありません。
Q 費用はどれくらいかかるの?
A 1回の実験で約1000万円の費用がかかるということです。人工降雨が大気汚染の「本当の解決策ではない」との声もあります。
Q 今後も実験は続くのかな。
A 首都圏政府は、今後も繰り返し実験を行い、成功すれば長期的な計画を立てる方針です。
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