田久保真紀・伊東市長が失職 市長選は12月14日投開票で調整

2025/11/01 00:00 

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 静岡県伊東市の田久保真紀市長の学歴詐称疑惑を巡り、市議会(定数20)は31日に臨時議会を開き、田久保氏に対する2度目の不信任決議案を賛成19、反対1で可決した。田久保氏は31日で失職した。

 不信任議決後に報道陣の取材に応じた田久保氏は、市選挙管理委員会が12月14日投開票を軸に調整している市長選への立候補については「支援者と話しながら、自身と向き合って決めたい」と明言を避けた。時折涙ぐみ、5月下旬の市長就任から約5カ月間を振り返って「自分なりには精いっぱいやり切った」と語った。

 市長選には、5月に田久保氏に敗れた小野達也前市長ら5人が出馬に向けて準備しており、自民党の地元支部は小野氏に候補者を一本化する方針。市議選には6300万円の予算が割かれ、市長選には2500万円以上が計上される見通し。【若井耕司、石川宏】

毎日新聞

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