築51年古家付き土地2900万円、カビ&雨漏り→購入決め手は“図面”【住人十色】

2025/10/31 20:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

11月1日放送『住人十色』=斜面に建っているため、リビングダイニングがあるのは2階部分(C)MBS

 俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務める、MBSテレビ『住人十色~家の数だけある 家族のカタチ~』(後5:00 ※関西ローカル)の11月1日放送回では、「建築家夫妻が手がけた、“住み継ぐ”ためにアップデートした家」が登場する。

【住人十色】窓からは緑豊かな眺望…開放的なリビングダイニング

 住人(アルジ)は、京都市左京区に暮らす夫妻ともに建築家の5人家族。岩倉エリアで51年前に建てられた昭和の古家をリノベーションして暮らしている。平屋のような家の外壁は焼杉に張り替えることで瓦屋根が引き立ち、以前よりも京都らしい和の趣が感じられる。

 玄関を抜けた先は、天井高が3メートルを超える開放的なリビングダイニング。窓からは緑豊かな眺望が広がる。実は表からは平屋に見えるが、斜面に建っているため、リビングダイニングがあるのは2階部分。敷地は178坪もある。リノベーションは最小限に抑えており、窓の外の木のデッキも補強しながら昔のものをそのままを再利用している。

 京都市内で暮らしていた一家が家を構えるにあたり、庭がとれる広い土地を求めて見つけたのが、岩倉エリアにある古家付きの土地。しかし築51年の古家は、カビや雨漏り、スズメバチの巣などの問題があった。それでも価格は2900万円。だが、古家では珍しく当時の図面が残されていたことが購入の決め手になった。図面はしっかりと建てられた家の証であり、解体しなくても壁の中の状況が分かったことで費用面が安く済んだという。この図面が残っていたことにより “住み継ぐ”ためのアップデートが可能になった。

 妻は「祖父母の家に帰った時の、ほっとする感じみたいなものが引っ越してきた時からすでにあって。初めて住むはずなのにちょっと懐かしい」と住み心地を語る。
ORICON NEWS

エンタメ