実写版『モアナと伝説の海』2026年夏公開 初の予告編とティザーポスターが解禁

2025/11/18 09:32 

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実写映画『モアナと伝説の海』2026年夏公開(C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 ディズニー・アニメーションの人気作『モアナと伝説の海』の実写映画版が、2026年夏に公開されることが決定(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)。あわせて、初となる予告編とティザーポスターが公開され、作品の世界観が初めて明らかになった。

【動画】実写版『モアナと伝説の海』映像初解禁

 原作は、南の島と大海原を舞台に描いた長編アニメーション。2017年に公開され、世界興行収入6億4000万ドルを突破。アカデミー賞長編アニメーション賞・主題歌賞にノミネートされるなど高い評価を受けた。

 神秘的な伝説が息づく南海の楽園モトゥヌイ島に暮らす、海と特別な絆で結ばれた少女・モアナが、世界を救うために大海原へと冒険の旅に出る。伝説の英雄マウイを探し出し、共に様々な苦難を乗り越え、自分の進むべき道を切り拓いて行くモアナの姿が幅広い層の人々の共感を呼び、ディズニー・アニメーションを代表する新しい一作となった。

 ディズニープラスではサービス開始以降、最も多く視聴された作品の一つとして、公開から8年を経た現在も根強い人気を保っている。2024年には続編『モアナと伝説の海2』が公開され、10億5000万ドルを記録した。

 実写版の監督は、ミュージカル映画『ハミルトン』を手がけたトーマス・ケイル。主人公モアナ役には、18歳の新人キャサリン・ラガイアを抜てきした。半神半人のマウイ役は、アニメ版でも同役を務めたドウェイン・ジョンソンが続投する。

 公開された予告編では、海を愛し、海に選ばれた少女モアナの成長を、名曲「How Far I’ll Go」にのせて描写。緑豊かなモトゥヌイ島や、幼少期のモアナが初めて海と触れ合う場面など、象徴的なシーンが実写ならではの迫力で映し出される。モアナに立ちはだかるココナッツの海賊カカモラや、モアナがかわいがるニワトリ・ヘイヘイなど、アニメ版でおなじみのキャラクターたちの登場も確認できる。

 そして、伝説の英雄マウイの象徴といえる、どんな生き物にも自在に姿を変えられる“神の釣り針”から閃光が走り、虫や鷹へと変身するマウイの後ろ姿も。「私はモアナ」という力強いフレーズと、キャサリンの歌声が、実写版への期待を高める予告編となっている。

 実写化が発表されて以降、世界中でキャスティングや映像への注目が集まっていた本作。2026年夏の公開に向け、今後も続報が期待される。


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