クイーンズ駅伝・クマ対応策公表 半径100メートル以内出没で中止

2025/11/17 15:42 

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 東北地方を中心にクマによる人身被害が相次いでいることを受け、日本実業団陸上競技連合は17日、宮城県で23日に開催する第45回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝、毎日新聞社など共催)の対応策を公表した。レース直前やスタート後にクマがコースから半径100メートル以内に出没した場合、レースを中止する。

 対応策は、宮城県や同県警などと協議して決めた。クマが半径500メートル圏内に出没した場合でも、交通規制に影響が及ぶと判断されれば中止となる。

 レース中に出没した場合、選手は最寄りの安全な場所に退避し、大会車両で移動する。

 仙台市内でクマの出没情報の多い広瀬川沿いを「注意エリア」と指定するほか、実際に出没情報がある地点を「警戒エリア」として専従のスタッフを配置して沿道観戦の自粛を呼びかける。【岩壁峻】

毎日新聞

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