鈴木京香、故・横田慎太郎選手の母役に葛藤 感銘受け「あんなふうに一日一日を大切に」

2025/11/28 20:30 

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母役への葛藤を明かした鈴木京香(C)ORICON NewS inc.

 俳優の鈴木京香(57)が28日、都内で行われた映画『栄光のバックホーム』公開初日舞台あいさつに登壇した。

【全身ショット】妖精みたい…華やかな衣装で登場した鈴木京香

 本作は、21歳で脳腫瘍を発症し、引退を余儀なくされた阪神タイガース所属の横田慎太郎選手(当時)が最後の試合で魅せた“感動のラストプレー”と2023年に28歳でその生涯を閉じるまで、母・まなみさんら家族と共に闘い続けた人生の軌跡を描く。

 鈴木は、ナチュラルなオーガンジーの透け感のあるワンピースをエレガントに着こなし登場。隣で涙ながらに映画への思いを語る横田さんを演じた松谷鷹也をあたたかい眼差しで見守った。

 本作について、鈴木は「脚本を読んで、できるかな?できないんじゃないかな?って思ったんですけど、横田さんを知っていくうちにやりたいと思って。監督に会うまでは逡巡していたんですけど、監督にやってくださいと言われてぜひやらせてくださいって。自分でも驚きました」とノンフィクションを演じる葛藤を告白した。

 最後のあいさつで、鈴木は「慎太郎さんの美しい生き方、そして世の中のことを、周りのことを思う優しいきもちに胸を打たれて、あんなふうに一日一日を大切に生きたいなと思います」と思いをあふれさせた。

 ほかに、松谷鷹也(31)、高橋克典(60)、伊原六花(26)、山崎紘菜(31)、上地雄輔(46)、秋山純監督(62)が登壇した。
ORICON NEWS

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