東海テレビ、2期ぶり減収減益 会長セクハラ疑惑は「影響ない」

2025/11/28 17:22 

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 フジテレビ系列の東海テレビ放送(名古屋市)は28日、2025年9月中間決算を発表した。売上高が前年同期比7・3%減の124億100万円で、最終(当期)利益は前年同期比34・8%減の4億7600万円となり2期ぶりの減収減益となった。フジの一連の問題による広告出稿見合わせが主な要因で1億600万円の営業損失を計上した。

 スポットCM収入は6・8%減の70億6800万円。4~6月に大きく減り、毎月2億円強売り上げが落ち込んだという。7月以降徐々に回復し、現在も若干の影響が出ているという。

 一方、週刊新潮が報じた小島浩資会長(66)のセクハラ疑惑について、藤田茂経理部長は「現時点では売り上げに影響が出ているとは聞いていない」と説明。現在、第三者を含む調査委員会で調査中で、年内の結果公表を想定しているという。27日には問題に関する社員向け説明会が開かれたという。【川瀬慎一朗】

毎日新聞

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