井口理、舞台初日前は「毎晩悪夢を見ていました(笑)」 共演者から“座長”ぶり絶賛され恐縮し…

2025/12/08 04:00 

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舞台『キャッシュ・オン・デリバリー』開幕記念会見に出席した(左から)山崎紘菜。矢本悠馬、井口理 (C)ORICON NewS inc.

 ロックバンドKing Gnuのボーカルの井口理が7日、都内で行われた舞台『キャッシュ・オン・デリバリー』開幕記念会見に出席した。

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 同作は、ロンドン郊外を舞台に、失業した元・電力公社社員のエリック・スワンが、不正受給のために架空の間借り人を何人もでっち上げたことから、嘘に嘘を重ねていく姿を描いたコメディ作品。エリック役を井口が、エリックの間借り人ノーマン・バセット役を矢本悠馬が演じる。

 井口にとってメジャーデビュー後の初舞台となるが、初日を迎える前について「毎晩悪夢を見ていました(笑)。台本がまったく違うものになっていたり、違う人とやったり、普段そんなこと言われていないですけど、矢本くんに怒られたりとか。失敗するみたいな夢をいっぱい見ました」と笑顔で振り返った。

 “座長・井口理”について語る場面では、矢本悠馬が「けいこが好きだなと思います。もうきょうはこれでいいんじゃないかなっていう時も、いややりましょうと。本読みの時から台本を見ずに覚えていて、そういう姿勢がすごい」と感嘆。井口は「僕、けっこう怖がりなので。プロ意識とかではなくて(笑)。(覚え方)3ヶ月くらいかかりました。覚えはそんなに…」と恐縮した。

 山崎紘菜も「ご自身もすごくせりふが多くて、人一倍大変なはずなのに、どこかで全体を見てくださっている。私がけいこでうまくいかなかった日があったのですが、帰りにさっとさり気なく来てくださって『何かあったら、全部お芝居で受けるので、何かあったら言ってください』って声をかけてくださって。ちょっとした気遣いが、すごくありがたい」と感謝を伝えた。

 改めて「座長」として心がけを向けられた井口は「ちょっとやめてくださいよ(笑)。みなさん人柄も柔らかくて。空気をよくしようっていうのも傲慢ですけど、とにかく悪目立ちせず、空気でいたいなって」と謙そん。また、共演の高木渉からも「けいこ中は、井口くんの汗がすごかった。Tシャツがぐっしょりするくらいで、その迫力というか気合。主人公の引っ張っていく姿を見ると、けいこが充実します」と賛辞を送っていた。

 会見にはそのほか、入野自由、妃海風、まりあ、脇知弘、明星真由美、小松和重も出席。東京公演は21日までTHEATER MILANO Zaで、大阪公演は来年1月8日~12日までクールジャパンパーク大阪 WWホールで上演される。
ORICON NEWS

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