北川景子、デコルテラインが美しいブラックドレス 授賞式で決意新た「自分の持ちうる能力を役立…

2025/12/15 16:28 

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美しいブラックドレス姿で登場した北川景子 (C)ORICON NewS inc.

 映画『ナイトフラワー』に主演した俳優の北川景子(39)が『第50回報知映画賞』で主演女優賞を受賞し、15日に都内で行われた表彰式に登壇した。

【写真】素敵な笑顔!椎名桔平から花束を受け取る北川景子

 北川は、ノースリーブのブラックドレスで登場。美しいデコルテラインを惜しげもなく見せていた。花束プレゼンターには、事務所の先輩で親交の深い俳優の椎名桔平が登場。花束を手渡され、北川は喜びの笑顔の花を咲かせていた。

 受賞のスピーチで北川は「今回私は非常に貧しいシングルマザーで2人の子供を育てる役をやらせていただきました。とても困難な状況にあっても希望を捨てずに、正しい選択ばかりではありませんが、本当に命を削って大切な子供や家族を守り抜くというその役柄から私も1人の人間として、また子供を持つ母親として非常に励みをもらったなと思います」としみじみ。「俳優という仕事は役を通じて成長できることが素晴らしいなと思って、22年間続けてくることができました。また映画というのは作品を通じて未来へずっとお客様に夢を与えられるところが素晴らしい仕事だなと思っています」と述懐。「今日は映画に携わる関係者の皆様と、このようなひとときを過ごせましたことをとてもうれしく思います。これからも日本映画のために自分の持ちうる能力を役立てられるような役者としてあり続けたいと思っております。これからも賞に恥じぬよう精進してまいりたいと思います」と決意を新たにしていた。

 『ナイトフラワー』は、トランスジェンダーの主人公と少女の絆を描き大きな話題となった『ミッドナイトスワン』(2020年)で日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた内田英治監督の最新作。借金取りに追われながら東京へ逃げてきた母親が、2人の子どもの夢をかなえるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていく衝撃のヒューマン・サスペンス。

 同賞は、スポーツ新聞が単独開催する初の映画賞として、1976年に誕生した。2024年12月1日から2025年11月30日までに国内で1週間以上、一般公開、もしくは公開予定の新作。新人賞は原則として3年以内に本格デビューした俳優、監督となる。

 今年で50回目の記念すべき開催となった『報知映画賞』。2025年6月6日の公開から興収173億7739万4500円に達し、歴代実写邦画1位の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』を超え、実写日本映画の堂々1位を記録した『国宝』は、「作品賞・邦画部門」「主演男優賞(吉沢亮)」「監督賞(李相日監督)」と、新たに新設された「BS10プレミアム賞」での4冠を達成。また『ミッドナイトスワン』の内田英治監督が手掛けたヒューマンサスペンス『ナイトフラワー』は「主演女優賞(北川景子)」「助演女優賞(森田望智)」の2部門に、「助演男優賞」には『爆弾』の佐藤二朗が選ばれた。

■受賞一覧

作品賞・邦画部門:『国宝』
作品賞・海外部門:『エミリア・ペレス』
アニメ作品賞 :『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』

主演男優賞:吉沢亮(『国宝』の演技に対して)
主演女優賞:北川景子(『ナイトフラワー』の演技に対して)
助演男優賞: 佐藤二朗(『爆弾』の演技に対して)
助演女優賞:森田望智(『ナイトフラワー』の演技に対して)
監督賞: 李相日監督(『国宝』の演出に対して)

新人賞:松谷鷹也(『栄光のバックホーム』の演技に対して)

BS10プレミアム賞:『国宝』
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