萩原利久&入野自由がベルリンのレッドカーペットへ 四宮義俊監督の長編デビュー作が金熊賞候補…

2026/02/20 15:15 

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「第76回ベルリン国際映画祭」のレッドカーペットを歩いた長編アニメーション『花緑青が明ける日に』チーム(左から)入野自由、萩原利久、四宮義俊監督

 現地時間12日よりドイツで開催されている、「第76回ベルリン国際映画祭」。世界三大映画祭の一つに数えられる同映画祭に、日本の四宮義俊監督による長編アニメーション映画『花緑青が明ける日に』が、最高賞にあたる金熊賞を競うコンペティション部門に正式出品された。コンペティション部門には本作を含む全22作品が最優秀作品にあたる「金熊賞」を競う。

【画像】ベルリンから届いた『花緑青が明ける日に』チームの写真

 日本のアニメ映画がコンペティション部門にノミネートされるのは、2023年の新海誠監督の『すずめの戸締まり』以来、3年ぶり。日本画家としても知られる四宮が、初めて監督として手がけた長編アニメーションだ。長編デビュー作が同部門に選出されるのは史上初の快挙。同映画祭で「金熊賞」を受賞した日本の映画はこれまでに2作品で、第52 回(2002年)の宮崎駿監督のアニメ映画『千と千尋の神隠し』以来の受賞となるか注目されている。

 受賞作品の発表が現地時間21日に迫る18日夜、本作のワールドプレミア上映(=世界初上映)が行われた。主演の萩原利久、入野自由、四宮監督が、フォトコール、記者会見、レッドカーペット、上映後のQ&Aといった公式行事に出席。映画祭のメイン会場であるベルリナーレ・パラスト前のレッドカーペットでは、世界各国の観客と報道陣の歓声とフラッシュを浴びた。

 声優初挑戦となった萩原は、「この先何をしていても今日という日を思い返すだろうなというくらい、この目や身体で感じたものは物凄い景色で経験だったなと思います。とても刺激的な体験でした」とコメント。

 『千と千尋の神隠し』にハク役として出演していた入野は、「当時はまだ13歳で、賞を獲ったんだなというライトな気持ちでしたが、今この場所に来て、この空気を感じて改めて金熊賞の凄さを実感しています。ベルリンは自分にとって特別な場所なので、このようなかたちでこのレッドカーペットを歩けることがとてもうれしいです」と喜びを語っていた。

 初の長編監督作のワールドプレミアをベルリンの地で迎えたことについて四宮監督は、「(本作は)ドメスティックな小さな物語で、現場も小さかった。それが日本の裏側まで届いた。観客にどのように受け取られるか楽しみです。世界中で共感できるアニメーションを作ることができた自信はあるので、ぜひ見ていただきたい」と呼びかけていた。

 アニメーション映画『花緑青が明ける日に』は、日本では3月6日より全国公開される。
ORICON NEWS

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