「電事連」次期会長に森望氏 関電社長の就任、金品受領問題以降は初

2026/02/20 12:55 

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 電力大手10社でつくる業界団体の電気事業連合会(電事連)は20日、次期会長を関西電力の森望社長(63)とする人事を決めた。関電社長の就任は、2019年に同社役員らの金品受領問題が発覚して以降で初めて。前会長の林欣吾・中部電力社長は、今年初めに浜岡原発(静岡県御前崎市)で耐震設計の根幹となる基準地震動の策定手法に不正行為が発覚し、1月16日に辞任。原発の安全性への信頼が揺らぐなか、新会長には難しいかじ取りが求められている。

 20日午前に開かれた電事連加盟10社の社長が出席する運営会議で選任された。関電社長の就任は、同社と子会社の役員ら75人が計約3億6000万円相当の金品を受領した問題で、19年10月にわずか4カ月で会長を辞任した岩根茂樹元社長(現コスモエネルギーホールディングス取締役)以来、約6年4カ月ぶりとなる。

 森氏は1988年に京都大大学院工学研究科修了後、関電に入社。再生可能エネルギー事業本部長や地域エネルギー本部長などを経て22年6月に社長就任。25年3月から電事連の副会長を務めていた。【中島昭浩】

毎日新聞

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