ソフトバンクなど日米3社、米AI事業に78兆円投資へ 今後4年間

2025/01/22 11:20 

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 トランプ米大統領は21日、ソフトバンクグループ(SBG)や対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を運営するオープンAIなど日米3社が、米国でのAI事業に4年間で5000億ドル(約78兆円)の資金を投じると表明した。トランプ政権発足を機に、米国に巨額の民間投資を呼び込むとアピールした。

 SBGの孫正義会長兼社長、オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)、オラクルのラリー・エリソン会長がトランプ氏とともにホワイトハウスで記者会見した。1000億ドルの投資から始め、4年間で金額を増やしていく。「スターゲート」と名付けた事業でデータセンターの建設などに充てる。

 トランプ氏は「これまで誰も経験したことのないような多大な投資が我が国にもたらされる」と評価した。 孫氏は昨年12月にトランプ氏を訪れ、米国に1000億ドルの投資をすると表明していた。【ワシントン大久保渉】

毎日新聞

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