ロシア高官が今週訪米か 中東担当特使と会談の見通し 米報道

2025/04/02 19:36 

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 米CNNテレビは1日、米政府関係者らの話として、ロシア直接投資基金のドミトリエフ総裁が今週ワシントンを訪れ、トランプ政権のウィットコフ中東担当特使と会談する見通しだと報じた。2022年のウクライナへの侵攻後、ロシアの高官が協議のためにワシントンを訪れるのは初めて。米露の関係強化について協議するという。

 ドミトリエフ氏は、米国のスタンフォード大やハーバード大で学んだ後、金融大手ゴールドマン・サックスなどでも勤務した「米国通」として知られる。2月にサウジアラビアで開かれた米露の高官による協議にも参加した。報道によると、米政府はドミトリエフ氏への制裁を一時的に解除し、ビザの発給を可能にしたという。

 トランプ政権はロシアとウクライナの早期停戦を目指しているが、実現のめどは立っていない。ロシアは米とウクライナが合意した30日間の全面的な停戦の受け入れを拒んだほか、黒海での安全航行の確保を巡っても、履行の条件として経済制裁の緩和を要求した。

 こうした中、トランプ大統領はプーチン露大統領へのいらだちを強めているとみられ、ドミトリエフ氏とウィットコフ氏の協議の行方が注目される。【ワシントン松井聡】

毎日新聞

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