トランプ氏、“政敵”ハリス前副大統領の警護打ち切り 米報道

2025/08/29 23:28 

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 米CNNテレビは29日、トランプ米大統領(共和党)がハリス前副大統領(民主党)に対する大統領警護隊(シークレットサービス)の警護を打ち切ると報じた。2人は2024年大統領選で2大政党の候補として争った。トランプ氏は25年1月に大統領に返り咲いた後、自身の政敵らの警護を相次いで取り消している。

 CNNによると、トランプ氏は28日付の書簡で、ハリス氏に9月1日以降の警護打ち切りを通告した。連邦法で大統領経験者は生涯警護対象となるが、副大統領は退任後半年までと定められている。ハリス氏の警護は本来であれば7月21日に終了していたが、バイデン前大統領が退任前、ひそかに1年間の延長を指示していたという。

 ハリス氏は、トランプ氏と戦った24年大統領選を巡る回顧録「107日」を9月23日に出版する予定で、全米の複数都市での宣伝活動を控えている。ハリス氏側はCNNの取材に対し「大統領警護隊のこれまでの献身に感謝している」とコメントした。

 トランプ氏は今年1月以降、1期目に大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めた後に自身を批判するようになったボルトン元国連大使らの警護も打ち切っている。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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