ベッカムさんにナイト爵位授与 知らせ聞き涙「最高に誇らしい」

2025/11/05 00:15 

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 サッカーの元イングランド代表主将デービッド・ベッカムさん(50)に4日、チャールズ英国王からナイトの爵位が授与された。英メディアによると、ベッカムさんは「最高に誇らしい」などと感慨深そうに語った。今後は「サー」の敬称を付けて呼ばれる。

 この日、ベッカムさんは両親、妻ビクトリアさんとロンドン郊外のウィンザー城を訪れ、叙任式で国王から直接メダルを首にかけられた。英スカイニュースのインタビューでは、爵位授与の知らせを聞いた時は涙したことを明かし、「『サー』と呼ばれることに慣れるまで時間がかかりそうだ」と笑顔で話した。

 ベッカムさんは2013年に現役を引退するまで、イングランド代表として115試合でプレーし、ワールドカップ(W杯)に3度出場。英プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどでも活躍した。

 英BBC放送によると、サッカー選手としての功績に加え、12年ロンドン五輪の招致活動や国連児童基金(ユニセフ)の親善大使を務めるなどの社会貢献も評価された。【ロンドン福永方人】

毎日新聞

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