露主張のプーチン氏公邸への攻撃「信じていない」とトランプ氏

2026/01/05 15:52 

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 トランプ米大統領は4日、ロシア北西部にあるプーチン大統領の公邸が昨年12月下旬にウクライナによる攻撃を受けたとロシアが主張していることについて「攻撃が起きたとは思わない」と否定した。「かなり近くで何かが起こったが、これとは何の関係もない」と語り、分析の結果であると説明した。大統領専用機内で記者団に語った。

 露側は、ウクライナが12月28日から29日にかけ、露北西部ノブゴロド州の大統領公邸に向けてドローン(無人航空機)による攻撃を行ったが、露側が全て撃墜したと主張している。トランプ氏は29日、プーチン氏との電話協議でこの攻撃について伝えられたとし、ウクライナに「非常に腹を立てている」などと記者団に話していた。

 一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は「完全な捏造(ねつぞう)だ」と露側の主張を強く否定。米メディアは2日後の31日、米中央情報局(CIA)が露側の主張を否定する判断を下し、ラトクリフ長官がトランプ氏に報告したと報じていた。

 トランプ氏は専用機内で、記者団に「なぜプーチン氏を信じ、ウクライナについて(批判する)発言をしたのか」と聞かれ、「私が初めてその話を聞いたのはその時だった。だから彼の邸宅が攻撃されたと言わないわけにはいかない」などと主張。「我々はそれが起きたとは信じていない。今になって確認できた」などと釈明した。【ワシントン西田進一郎】

毎日新聞

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