<1分で解説>グリーンランド「必要」 トランプ氏、領有に再び意欲

2026/01/06 17:15 

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 トランプ米大統領が4日、米誌アトランティックの電話インタビューでデンマーク自治領グリーンランドについて「我々にとって絶対に必要だ。防衛のためだ」と述べました。トランプ氏は2025年1月の第2次政権発足後、グリーンランドを領有し、管理することに繰り返し意欲を示していますが、改めて考えを述べた形です。ベネズエラへの軍事作戦の直後だけに、「次なる標的」になるのではないかといった懸念も強まっています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「トランプ大統領がグリーンランド領有に改めて意欲」を解説します。

Q グリーンランドってどんな場所なの?

A 大部分が北極圏に位置する安全保障上の要衝で、レアアース(希土類)を含む地下資源も豊富です。地球温暖化で北極圏の氷が解けて航路が拡大し、開発への関心が高まっています。

Q いろいろな国が関心を持っているのかな?

A アトランティックによると、トランプ氏はグリーンランドについて「ロシアと中国の船に囲まれている」と表現しました。中露の影響力が拡大することへの懸念を示したようです。

Q トランプ氏の発言は、ベネズエラへの軍事作戦と関係あるの?

A トランプ政権の中核メンバーの一人であるスティーブン・ミラー大統領次席補佐官の妻ケイティ氏は3日の軍事作戦後、星条旗(米国旗)柄に覆われたグリーンランドの画像に「SOON(もうすぐ)」との文言を添えてX(ツイッター)に投稿しました。ロイター通信によると、デンマークのフレデリクセン首相は4日に声明を出し、米国に「併合する権利はない」と批判しました。

Q グリーンランドの人はどう思っているのかな?

A グリーンランド自治政府のニールセン首相は声明で、グリーンランドとベネズエラや軍事介入を結びつけることについて「間違っているだけでなく、侮辱的だ」と不快感を示しました。

毎日新聞

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