トランプ政権、グリーンランド領有に「米軍活用も選択肢の一つ」

2026/01/07 09:30 

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 米ホワイトハウスのレビット報道官は6日、トランプ大統領らがデンマーク自治領グリーンランドの領有に向けて検討する中で、米軍の活用も「選択肢の一つだ」と明かした。デンマークは米欧の軍事同盟・北大西洋条約機構(NATO)の加盟国。領有への強い意欲を示した形だが、同盟関係国への異例の発言で、欧州諸国から懸念や反発が出る可能性がある。

 レビット氏は声明で、「グリーンランドの獲得が米国の国家安全保障上の優先事項であり、北極圏における敵対勢力を抑止するために不可欠だ」と指摘。トランプ氏とそのチームが目標達成に向けてさまざまな選択肢を検討しているとし、「当然ながら、米軍の活用は常に最高司令官(大統領)が自由に使うことができる選択肢の一つだ」とした。

 トランプ氏は2025年1月の第2次政権発足後、グリーンランドの領有に繰り返し意欲を表明してきた。今月4日にも、グリーンランド周辺での中国やロシアの影響拡大に対抗するために「国家安全保障の観点からグリーンランドが必要だ」と記者団に改めて強調した。【ワシントン西田進一郎】

毎日新聞

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