ハマス、1カ月ぶりに人質の遺体捜索を再開 和平計画停滞の中

2026/01/08 06:39 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 パレスチナメディアは7日、パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスが人質の捜索を再開したと報じた。ガザに残るイスラエル人の人質は残り1人で、ハマスの武装解除や軍の後退などを含む「第2段階」に移行できるかが注目される。

 ハマスは昨年12月上旬に人質の遺体を返還したのが最後で、和平計画も停滞している。報道によると、北部ガザ市で遺体の捜索を行っているという。

 人質の家族は昨年12月下旬、トランプ米大統領と面会し、ハマスに圧力をかけるよう要請。トランプ氏は人質の引き渡しが完了するまでは、ガザの復興を始めず、ハマスが武装解除しない場合、戦闘再開を容認する姿勢を示している。

 イスラエルは、人質全員の遺体が返還されるまでは「第2段階」に移行しないとしている。ガザ南部ラファの検問所は閉鎖されたままで、物資の搬入制限も続いている。

 停戦はおおむね維持されているものの、イスラエル軍の散発的な攻撃は続く。ガザ市では7日、軍の空爆により2人が死亡したとロイター通信が伝えた。ガザ保健当局によると、2023年10月に戦闘が始まって以来、ガザ側の死者は7万1000人を超えている。

【エルサレム松岡大地】

毎日新聞

国際

国際一覧>

写真ニュース