栃木県立高の暴行動画、複数の生徒間で共有 大会出場辞退の部活も

2026/01/07 19:36 

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 栃木県立高校で、生徒が別の生徒に暴行を加える様子の動画が交流サイト(SNS)に投稿された問題で、県教育委員会は7日、記者会見を開き、いじめ防止対策推進法上のいじめに該当する可能性があるという認識を示した。当該の高校は8日に全校生徒にアンケートを行うなどして、詳しい事実関係を調査する。

 県教委によると、動画は昨年12月19日に校内のトイレで撮影され、1月4日からインターネットで拡散した。1人の男子生徒が、無抵抗の男子生徒の顔面を拳で2回殴り、後頭部を蹴る様子が映っている。周囲で複数の生徒がはやし立てている状況も分かる。

 学校は関係する生徒に聞き取りを行い、動画が複数の生徒間で共有されていたことが分かった。拡散されるまで暴力行為を把握していなかったといい、近く保護者説明会を開く。

 県教委は「学校管理下でこのような行為があり、被害生徒や関係者に深くおわびする」と陳謝した。この問題を巡っては、関係者を名指しした書き込みも拡散している。学校には200件を超える電話が寄せられ、一部の部活動は大会出場を辞退した。

 県警は暴行事件として捜査している。加害者とみられる生徒は任意の聴取に暴行を認め、「大変申し訳なかった」と話したという。

 栃木県の福田富一知事は6日の記者会見で動画を見た感想を問われ「絶句した。『ひきょう者、弱い者いじめはやめろ』とまず思った」と加害生徒らを非難した。【池田一生、有田浩子】

毎日新聞

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