日米防衛相が会談 中国や北朝鮮を念頭に抑止力強化で一致

2026/01/16 10:48 

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 小泉進次郎防衛相は15日(日本時間16日未明)、米首都ワシントン郊外の国防総省でヘグセス国防長官と約50分間、会談した。厳しさを増すインド太平洋地域の安全保障情勢を踏まえ、今後の日米防衛協力に向けた具体的な方策について協議。南西諸島地域での日米の共同プレゼンスの拡大など、日米同盟の抑止力と対処力の一層の強化に取り組むことで一致した。

 ヘグセス氏は昨年10月に来日し、小泉氏と初めて会談した。今回は台湾周辺で大規模な軍事演習を実施するなど強硬な動きを強める中国や、核ミサイル開発計画を進める北朝鮮の動向などについて話し合ったとみられる。

 小泉氏は会談で、国家安全保障戦略など日本側の安保関連3文書の改定について説明した。防衛費増額などを念頭に「あらゆる選択肢を排除せずに検討している」と表明した。

 ヘグセス氏は、日米同盟の継続的な強化を図る上で高市早苗首相が打ち出した防衛費増額の方針は「両国の死活的な国益を両立させ、平和の維持につながる」として改めて歓迎した。訓練や演習を共同で行い、日本や南西諸島から台湾、フィリピンを結ぶ「第1列島線」全体での部隊の強化が重要だとの認識を示した。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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