米、デンマーク、グリーンランドが初の作業部会 意見相違「未解決」

2026/01/30 01:37 

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 米国が領有を要求しているデンマーク自治領グリーンランドに関連し、米国とデンマーク、グリーンランド自治政府の高官による作業部会が28日、米ワシントンで初めて開かれた。

 ロイター通信などによると、デンマークのラスムセン外相は29日、ブリュッセルで記者団に対し、会合は「うまくいった」との認識を示した。ただ、デンマークとグリーンランドが領有を拒否する姿勢は変わらず、米国との意見の相違は「解決されていない」と語った。

 グリーンランドを巡っては、領有に反対する欧州8カ国にトランプ米大統領が追加関税を課すと表明し、その後撤回した。ラスムセン氏は「(追加関税が問題となった)約1週間前に比べると、私は今日はもう少し楽観的だ」と述べ、米国との緊張緩和を示唆した。

 米国とデンマーク、グリーンランド自治政府の外相は14日、ホワイトハウスで会談。米国が領有の理由とする北極圏の防衛強化について話し合うため作業部会を設置することで合意していた。【ベルリン五十嵐朋子】

毎日新聞

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