トランプ氏「辞任は良いことだ」 イラン攻撃不支持の米高官巡り

2026/03/18 09:24 

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 米国家テロ対策センター(NCTC)のケント所長は17日、X(ツイッター)で、米国とイスラエルによる対イラン軍事作戦について「良心に照らして支持できない」として辞任する意向を明らかにした。米ニュースサイト「アクシオス」によると、今回の作戦を巡り米高官が辞任するのは初めて。

 ケント氏は「イランは我が国に対し差し迫った脅威をもたらしていない。我々は、イスラエルとその強力な米国のロビー団体からの圧力によって、この戦争を始めたのは明らかだ」と主張した。

 一方、トランプ大統領は17日、ケント氏について「良い人だと思ってきたが、安全保障については弱いとも思っていた。彼の辞任は良いことだ。なぜなら、イランが脅威ではないと言ったからだ」と述べた。

 NCTCはテロ情報の収集や分析を担う機関。ケント氏は陸軍特殊部隊「グリーンベレー」出身で、米中央情報局(CIA)でも勤務した。米紙ニューヨーク・タイムズによると、ケント氏は熱心なトランプ氏支持者で、抑制的な外交政策を主張していた。陰謀論を好む傾向もあったという。

 世論調査によると、トランプ氏の支持層である「MAGA(マガ=米国を再び偉大に)」派では軍事作戦開始当初は多くの人が支持していた。ただ、戦況は出口が見えない状況が続いており、マガ派の今後の動向に注目が集まっている。【ワシントン松井聡】

毎日新聞

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