トランプ氏「イランを石器時代に」 2、3週間の激しい攻撃示唆

2026/04/02 10:45 

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 米国とイスラエルが続ける対イラン軍事作戦を巡り、トランプ米大統領は1日、国民向けの演説を行い、「今後2、3週間で彼らに極めて激しい打撃を与え、彼らを本来あるべき石器時代へと引き戻すつもりだ」と述べた。

 トランプ氏はその間もイラン側との停戦に向けた協議は続くとしたが、イランの発電所などへの攻撃を控える期限として自らが設定した米東部時間4月6日午後8時(日本時間7日午前9時)を念頭に「(交渉)期間中に合意が成立しなければ、我々は主要な標的を狙う」と述べ、イラン側に米国の要求をのむように迫った。

 トランプ政権は、原油取引の要衝であるホルムズ海峡の封鎖解除にこだわらない姿勢を示唆したり、核兵器保有阻止の目標は達成されたと強調したりし、早期の幕引きを図る姿勢を強めていた。一方、米軍部隊の増強も続け、戦闘の長期化が懸念されてきた。

 2月28日に始まった作戦での死者は3000人以上に上る。イランでは民間人を含む約2000人が亡くなった。イスラエルが攻撃するレバノンでも1000人超が死亡し、イランの反撃で湾岸の周辺国や米軍でも死傷者が出た。【ワシントン松井聡、金寿英】

毎日新聞

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