トランプ氏「核心的な目標ほぼ達成」 対イラン軍事作戦巡り演説

2026/04/02 10:26 

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 米国とイスラエルが続ける対イラン軍事作戦を巡り、トランプ米大統領は1日、国民向けの演説を行い、「核心的な戦略目標はほぼ達成されつつある」と述べた。今後2~3週間はイランへの激しい攻撃を続けるとし、作戦終了の明確な時期には言及しなかった。

 トランプ氏は「我々の目標は非常に単純で明快だ」と強調。米国の脅威となる能力や、イラン国外で戦力投射するイラン政権の能力を「体系的に解体している」と述べた。その上で、イランの海軍や空軍、ミサイル計画、防衛産業基盤を破壊し、親イラン武装組織への支援や核兵器の製造を不能にしたと説明した。

 トランプ政権はこれまで、原油取引の要衝であるホルムズ海峡の封鎖解除にこだわらない姿勢を示唆する一方、核兵器保有阻止の目標は達成されたと強調し、早期の幕引きを図る構えを見せていた。ただ、米軍部隊の増強は続いており、戦闘の長期化への懸念もくすぶる。

 2月28日に始まった作戦での死者は3000人を超えた。イランでは民間人を含む約2000人死亡。イスラエルが攻撃するレバノンでも1000人超が死亡し、イランの反撃で湾岸周辺国や米軍にも死傷者が出ている。【ワシントン金寿英、浅川大樹】

毎日新聞

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