スーチー氏の刑期さらに短縮 ミャンマー親軍政権が「恩赦」発表

2026/04/30 20:40 

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 ミャンマー親軍政権は30日、2021年2月のクーデター以降、拘束が続く民主派指導者アウンサンスーチー氏の刑期をさらに短縮した。同日、受刑者に対する4月2度目の「恩赦」を発表し、スーチー氏も対象に含まれるという。

 スーチー氏は汚職などの罪で計33年の実刑判決を受け、その後27年に減刑された。さらに4月17日の恩赦で約22年に短縮された。親軍政権は今回、全受刑者の刑期を6分の1短縮するとしており、支援者らによると、スーチー氏の刑期も約18年に減らされた。

 4月発足した親軍政権は、東南アジア諸国連合(ASEAN)との関係修復を模索しており、スーチー氏の刑期短縮を通じ「改革姿勢」をアピールする狙いがあるとみられる。

 ただ、80歳と高齢のスーチー氏にとって、なお長期の刑期は終身刑に近い状況に変わりはない。詳しい収監場所なども明らかにされていない。【バンコク小泉大士】

毎日新聞

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