米国家情報長官が退任へ トランプ氏と食い違いも、閣僚級4人目

2026/05/23 09:24 

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 トランプ米大統領は22日、自身のソーシャルメディアで、ギャバード国家情報長官が6月30日付で退任すると発表した。がんと診断された夫の闘病に付き添うためだとし、「素晴らしい仕事をした」とねぎらった。ルーカス副長官が長官代行を務めるという。第2次トランプ政権で閣僚級の辞任は4月のチャベスデリマー労働長官に続き4人目。

 国家情報長官は中央情報局(CIA)などの情報機関を統括する重要ポストだが、ギャバード氏はベネズエラやイランでの軍事作戦実施を巡る意思決定過程での存在感の薄さが指摘されていた。また米紙ワシントン・ポストによると、政権幹部の間ではギャバード氏の指導力に不満が広がり、ここ数カ月間で退任時期を巡る臆測も飛び交っていたという。

 ロイター通信は、ギャバード氏がホワイトハウスから辞任を迫られたと報じている。一方、ギャバード氏はX(ツイッター)で、自ら辞任を申し出たとしたうえで、トランプ氏に謝意を表明し、円満な退任を強調した。

 ギャバード氏はかねて米国の対外軍事介入に否定的な立場で知られ、イランの核開発を巡りトランプ氏と見解の食い違いが露呈することもあった。昨年のイラン核施設攻撃前には議会で「情報機関はイランが核兵器を製造していないと判断している」との分析結果を示したが、トランプ氏は記者団にギャバード氏が「間違っている」と主張し、ギャバード氏は答弁の修正に追われた。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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