中国、南シナ海でフィリピン海軍要員の頭部殴打 双方が非難

2026/07/20 21:54 

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 フィリピン軍は20日、南シナ海のアユンギン礁(英語名セカンドトーマス礁)付近で、中国海警局の船からゴムボートで接近した8人が、比海軍の要員1人の頭部を木製の棒で殴り負傷させたと発表した。地元メディアが報じた。

 軍によると、負傷した要員は搬送の必要性があるか確認中で、中国側は比海軍のゴムボートも損傷させたという。比国防省は「中国海警による挑発的かつ敵対的な行動」だとして、中国側を強く非難した。

 中国海警局は20日に発表した声明で、「比側が先に、櫂(かい)や長い棒などの道具を使い、悪意を持って中国の法執行官に攻撃を加えた」と主張。「比側は事実をねじ曲げて中国側を非難しており、完全に白黒を逆転させている」と指摘した。

 一方、フィリピンが議長国を務める東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会議が21日からマニラで開かれるのに合わせ、フィリピンのラザロ外相と中国の王毅外相の会談も予定されている。南シナ海の領有権を巡る対立が続く中、南シナ海問題が主要議題の一つとなる見通しだ。【バンコク国本愛、北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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