日本EEZでの射撃訓練 中国「正当な行動を日本が中傷」と反発

2026/07/21 20:04 

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 中国海軍が日本の排他的経済水域(EEZ)内で射撃訓練を実施したことを巡り、中国外務省の林剣副報道局長は21日の記者会見で「日本側は、他国の正当な行動を中傷している」と反発した。日本政府による申し入れについても「理不尽であり、中国側は断固として退ける」と表明した。

 防衛省によると、射撃訓練は19日、中露の艦艇が共同で航行中、沖ノ鳥島(東京都)南西のEEZ内で実施された。林氏は会見で「国連海洋法条約に基づけば、(沖ノ鳥島は)島ではなく岩礁であり、EEZや大陸棚は持ち得ない」と述べ、日本の海洋権益を否定する中国政府の従来の主張を展開した。

 さらに、林氏は射撃訓練を巡り「国際法や国際慣例に合致する」と述べたうえで「(日本は)外部の脅威を誇張し、自らの軍事化を加速する口実としている」と批判し、日本をけん制する意図を隠さなかった。

 中国メディアによると、中露両軍は13日まで中国・山東省青島沖の海域で海上合同演習を実施した後、一部の艦艇が太平洋での合同パトロールへ向かっていた。19日の射撃訓練はその際に行われた模様だ。中国国防省の報道官は17日の会見で「年度計画に基づく活動であり、現在の国際・地域情勢とは無関係だ」と説明していた。【北京・河津啓介】

毎日新聞

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